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【変化の激しい事業領域】 |
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グループのコアビジネスは、パソコンやインターネットに関連する変化の激しい分野を事業領域としています。今後は、デジタル家電の活用機器へとさらに事業領域を拡大し成長していきます。
これらの分野は、技術革新のスピードが速く世界中で次々と新しい要素技術が開発されます。それらをいち早く取り入れ、独自の技術やノウハウを駆使してエンドユーザの必要とする製品を開発していきます。
そこには、最先端の技術に関する研究や世界中の部品メーカとの連携が必要なだけでなく、ユーザニーズに対する先見性が重要です。新技術を単なる新技術に終わらせず、ユーザサイドの変化を見越した提案を製品に盛り込むことによって、新たなユーザニーズを喚起することにつながります。 |
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【変化への対応力を高める体制】 |
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パソコン、インターネット、デジタル家電とグループのユーザ層はどんどん拡大しユーザニーズも多様化しています。新しいユーザ層にはこれまでとは違った体系の製品群やサポートの方法、あるいは新しい販路など、今までとは違った展開が必要になってきます。そのためには、ブランドの複数化や新しい会社も必要になってきます。
グループは、2003年10月1日、持株会社体制に移行しました。今後、デジタルホーム関連分野を始めとする新事業の開拓や事業の分社化、新会社の設立、異業種との提携など、新たなグループの成長段階に進みたいと考えます。 |
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【森の経営】 |
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この純粋持株会社体制への移行の長期的な狙いは、大きな市場の変化に対し、これまで以上に迅速に対応できる経営体制を構築し、継続的な成長と収益の拡大を通じて企業価値の増大を図るグループ経営を行うことにあります。
これは、今までの単一の急成長型企業から複合的な長期成長企業群としての経営形態への移行を目指したもので、グループの経営をその生命力になぞらえ、森をイメージしたものにしていくつもりです。森の木々は一つ一つ独立していますが、その集合体で森を形成しています。例え一本が朽ち果ててもそれを補完する木々が育ち、依然として森を形作っています。このように、それぞれが小さな組織でもトータルとしては、大きな力を柔軟に発揮できる。これがグループの目指す「森の経営」であります。
今後、グループは、その存在意義を確かなものに保ち続け、何世紀にもわたり全てのステークホルダ(関係者)の皆様のために、グループの存在価値を高めていくことを目指します。 |
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