News Release
平成19年1月12日
各 位
会 社 名
株式会社 メルコホールディングス
(URL /)
代表取締役社長 牧 誠
コード番号
6676 (東証・名証第一部)
問合せ
常務取締役経営統括本部長 牧 博道
本社所在地
名古屋市中区大須四丁目11番50号
(TEL 052-251-6891)
業績予想の修正に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、平成18年7月25日に公表した平成19年3月期通期の連結業績予想を、下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。
記
メルコグループ連結業績予想の修正
1. 通期 (平成18年4月1日〜平成19年3月31日) (単位:百万円)
売上高
経常利益
当期利益
前回発表予想 (A)
138,000
7,400
4,300
今回発表予想 (B)
133,000
5,200
2,400
増減額 (B−A)
△5,000
△2,200
△1,900
増減率 (%)
△3.6%
△29.7%
△44.2%
前期(平成18年3月期)実績
115,839
6,456
3,677
対前年増減率 (%)
14.8%
△19.5%
△34.7%
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期) 103円78銭
2.修正の理由
当社グループに関係の深いパソコン業界では、2007年1月末予定の新OSの発売を待って、コンシューマ向けのパソコンの販売が冬のボーナス商戦で前年比25%減となる大幅な買い控えが起きました。一方で2月以降発売の新型パソコンの出荷に備えた各PCメーカの早期調達によりメモリモジュールの主要部材であるDRAMの価格が高騰しました。
このような状況下で、当社グループの足元の業績は、DRAM価格の高騰の影響が大きく、本来安定収益源であるメモリモジュールで充分な利益を上げることが出来ませんでした。また、パソコンの買い控えの影響で第3四半期に無線LANの売上高が伸び悩んだ他、メモリ、フラッシュ、ストレージ製品などの在庫補償が増加しました。2月以降に新OSが発売されると状況は一変し市場は活性化されると考えられますが、メモリモジュールのコスト高は今後も続くものと思われ、収益力の回復には今しばらくかかる見込です。
また、メモリ及び無線LANなどに関する過年度にわたるライセンス料の交渉に目処が付き支払請求に応ずることを決定しました。その影響は、当期の特別損失として9億50百万円を計上する見込です。
中長期の展望としては、冬のボーナス商戦に合わせて発売された任天堂やソニーのゲーム機で当社グループの無線LAN設定システムAOSSが採用されるなど、ホームネットワークの普及に向けた布石が次々と実ってきています。さらに、小型のワンセグチューナ(ちょいテレ)が大ヒットし多くのマスコミで取り上げられるなどデジタルホームに向けた当社グループの戦略は着実に前進しています。また、新OSの発売は引き続きデジタルホーム普及に好影響を与えると考えられ、当社グループはこのチャンスを最大限に活かし業績の回復ならびに拡大に向けて邁進していきます。
これらにより、通期の業績予想を売上高1,330億円(前年同期比14.8 %増)、経常利益52億円(同19.5 %減)、当期純利益24億円(同34.7%減)に修正します。
以 上
(注) 上記の業績予想につきましては、現時点で得られた情報に基づいて算定しておりますが、多分に不確実な要素を含んでおります。従いまして、実際の業績は、業況の変化などによりこの業績予想と異なる場合があります。
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