News Release
平成17年1月24日
各 位
会 社 名
株式会社メルコホールディングス
(URL )
代表取締役社長 牧 誠
コード番号
6676 (東証・名証第一部)
本社所在地
名古屋市中区大須四丁目11番50号
業績予想の修正に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、 平成16年10月8日に公表した平成17年3月期の連結業績予想を、下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.メルコグループ連結業績予想の修正
平成17年3月期 連結業績予想(平成16年4月1日〜平成17年3月31日) (百万円)
売上高
経常利益
当期利益
前回発表予想 (A)
107,000
4,400
1,600
今回発表予想 (B)
106,000
5,200
2,300
増減額 (B−A)
△1,000
800
700
増減率 (%)
△0.9%
18.2%
43.8%
前期(平成16年3月期)実績
103,703
5,409
3,055
前期比増減率 (%)
2.2%
△3.9%
△24.7%
2.業績予想について
当期におけるわが国経済は、輸出や家電・情報関連企業の業績が好調に推移したことにより、深秋には若干足踏みが見られましたが、期初より総じて順調な回復傾向を示しました。
当社グループに関係の深いパソコン関連市場は、夏場に個人消費がエアコンや薄型テレビに傾いたため停滞しましたが、一時的な影響に留まり冬の商戦期には回復しました。
こうした状況下で、当社グループはデジタルホーム市場の育成に向けてネットワーク対応製品のラインアップを拡充するとともに、メモリ、ストレージ、ネットワークの各製品分野で新製品の開発や原価低減に努めました。
上半期では個人向けのパソコン関連市場の停滞に影響され当社グループの業績も低迷を余儀なくされました。しかし、下半期に向け投入した大容量のネットワークハードディスクやハイパワー無線LANなどの高付加価値商品の売上増加や、原価低減が大幅に進み利益率が向上し、上期の不振を補うことができました。
以上により、第3四半期(10月〜12月)の売上高は、273億36百万円(前年同期比6.3%増)、経常利益19億8百万円(同2.0%増)となりました。
また、第4四半期には、パソコン関連の市場は法人の年度末需要や新入学期の個人需要など年間で最大の需要期を迎えます。年度末に向け、好調であった第3四半期と同様に市場競争力の向上を図り、一段の収益確保に努めます。
なお、デジタルホーム市場の育成に向け重要なカギとなる無線LANでは、かねてよりセキュリティの重要性を認識し、初心者でもワンタッチで接続とセキュリティの設定が行える「AOSS」システムを推奨してまいりました。大手家電メーカ2社に続きプリンタメーカでの採用が決まり、次期以降の市場拡大に大きな追い風になると考えております。今後さらに多くの家電メーカにご採用いただけるよう一層の普及活動を続けてまいります。
以上により、通期の業績見通しについては、連結売上高1,060億円、連結経常利益52億円(前回予想比18.2%増)、当期純利益23億円(同43.8%増)に修正します。
(注)業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社グループで判断したものです。予想には様々な不確定要素が内在しており、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。
ご参考
[連結第3四半期(10月〜12月期)の経営成績] (百万円)
売上高
営業利益
経常利益
平成17年3月期
10月〜12月期
27,336
1,850
1,908
平成16年3月期
10月〜12月期
25,728
1,822
1,870
前年比増減率(%)
6.3%
1,5%
2,0%
[製品分類別連結売上高] (百万円)
平成17年3月期
第3四半期
平成16年3月期
第3四半期
金額
構成比(%)
金額
構成比(%)
メモリ
27,161
34.9%
23,993
31.6%
ストレージ
27,736
35.7%
28,420
37.4%
ネットワーク
14,645
18.8%
17,688
23.3%
ブロードバンド(注)
11,896
15.3%
14,401
18.9%
その他
8,175
10.5%
5,939
7.8%
合 計
77,720
100.0%
76,041
100.0%
(注)ブロードバンドはネットワークの内数です。
以 上
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